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​講 座 内 容

​マインドフルネス

 近年注目されているマインドフルネスは、マインドフルネス瞑想とも呼ばれており、仏教の禅からヒントを得て宗教色を廃したものです。しかし仏教の瞑想とは考え方が異なりマインドフルネスは明確な結果を目的に行われます。医療・心理学の分野では、ストレス緩和と心の健康維持などを目的に大きな成果を上げており、ビジネス界では、生産性、質、チーム力、発想力の向上、ハラスメント防止などを目的として導入されています。またマインドフルネスは、不安の軽減、うつ予防と改善、ストレスの緩和などに加え、集中力・記憶力が増し仕事や勉強などの作業効率を上げる効果が実証されており、多くの著名人や、GoogleやApple、パナソニック、トヨタなどの有名企業の社員研修で導入されています。

 マイドフルネスについては色々な研究がされており、MRIの脳検査によると、学習、記憶、感情制御、共感力、自意識などに関わる脳の多くの機能は肥大化し、不安や緊張、怒りの感情などの役割である扁桃部(へんとうぶ)は縮小するといった脳機能の変化が確認されています。また集中力に関しては、集中力を数値化する測定器(センシングアイウェア)で、1日20分、4日間マインドフルネスを行って集中力が最大50%アップしたことも確認されています。そしてカナダの公立校でも、グループ平均で成績が15%アップしたという報告がされており、医療、教育、ビジネス界で注目を集めています。

自律訓練法

 自律訓練法は、自律神経のバランスを整え、心身両面での不調を自己調整する方法で、欧米はもちろん日本の多くの医療機関でも受け入れられています。とくに心療内科で大きな成果を上げており、ストレスの緩和、不眠の解消、緊張・不安の軽減、自律神経のバランス調整、集中力や記憶力の増進などの効果があります。このようなマインドフルネスと自律訓練法の効果が、うつ予防と認知症予防になり心の健康維持につながります。

自我強化

 自我強化は、心理療法でよく使われるメンタル強化法で、心のトラブルなどの予防と改善を目的に、リラクゼーションとイメージトレーニングでメンタル面を強化します。このメンタル強化は、ストレスを緩和してうつなどに対しての耐性を上げることが出来、幸福感が増し、安定した精神状態を保てるようになります。

メンタルアップ

 メンタルアップとは、自己のメンタルの状態を自分でコントロールしていくことで、恐れや不安といったネガティブな心理状態をポジティブな状態に変えていくことです。また、目的に応じた意識改革をしていくことで、能力の引き上げと引き出しをしていきます。このメンタル強化法は、効果の高いメンタルトレーニング法として多くのアスリートに取り入れられています。メンタルトレーニングとは、試合などで最高のパフォーマンスを発揮するため、集中力、決断力、意志、意欲、などの精神面を強化してメンタルの状態を最高値まで持っていくこと、そしてそれを維持するための練習法です。このメンタルトレーニング法を勉強や仕事に応用していくことで、大きな成果を上げることができます。

 

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